マザーボード講座その1「マザーボードって何?」
ではここからは各パーツについてのもっと詳しい説明をしていきます。第一弾はマザーボードです。マザーボード とは、前回もお話しした通り、パソコンの中心となる板の事です。 マザーボード上にはそれぞれ各パーツを差し込み口がついています。このマザーボードにパーツを取り付けるので、母なるボード、すなわちマザーボードと呼ばれるのです。マザーボードはパソコンの本体といっても過言でもないのです。
マザーボードは上の写真を見ればわかりますが、とても複雑そうな構成をしています。ただ、ユーザーは、触るのは基本的には、各パーツの差し込み口だけですので、難しいことはありません。各パーツをそれぞれの差し込み口に正しくはめればいいのです。
マザーボードそれ自体の性能によって、パソコンそのものの性能は大きく変わりません。どちらかというと、マザーボードに取り付けるパーツの性能によって、大きく左右されます。 ただ、どんなパーツでもマザーボードにつけれるわけではありません。つけられるパーツはマザーボードによって変わるのです。例えば、最新のcpuなどをとりつけようとしても、マザーボードが古いととりつけることができないなんてこともあります。言い換えれば、マザーボードによって、拡張性や将来性などが決まるといっても過言ではないでしょう。
ですので、もしとりつけられないパーツがあれば、それはマザーボードそのものを取り換えるということを意味します。したがって、まずは自分が買おうとしているパーツに合うマザーボードは何かということをきちんと調べておく必要があるのです。 初心者が出来るようなものではありません。 しかしそれでも、たとえ初心者でも、マザーボードの性能を知る事は大切です。 そのパソコンがどんなパーツを付けられるのか? 将来的にどんな増設が出来るのか? どこまでパワーアップさせられるのか? それらは全て、このマザーボード次第なのです。